2011年05月07日

ユッケ食中毒

生食のユッケを食べた人が4人も亡くなったんだってね。おいらはまだユッケを食べたことがないんだけど、それほど美味いものなのかな?まあこの時期は急に気温も上昇するから食中毒もおきやすいとは聞いていたけどね。100人以上が食中毒ですべておなじ焼肉居酒屋でユッケを食べた人たちだっていうから警察や保健所もあわてたことだろうね。テレビの報道では、販売店からは大腸菌は検出されなかったってことらしいいけど、肉を加工しているところが問題なのだろうか?

読売社説「ユッケ食中毒 形骸化した生肉規制の点検を

 生の牛肉による食中毒が拡大している。問題となっているのは焼き肉チェーン「焼肉酒家えびす」だ。6日までに、富山、福井、神奈川各県の店舗で生肉のユッケを食べた客のうち4人が、腸管出血性大腸菌O(オー)111に感染するなどして死亡した。疑い例を含め100人近くが腹痛や下痢などの症状を訴え、うち20人以上が重症となっている。警察は業務上過失致死容疑で強制捜査に乗り出した。

 なぜ、これほど症状が重く、しかも被害者が複数の県にわたる食中毒が発生したのか。徹底した原因究明が必要である。問題の牛肉は、東京都の食肉加工卸業者から焼き肉チェーン各店舗に納入された。大腸菌が付着したのは牛肉の納入以前なのか、各店舗に納入された後なのか、各都県の衛生当局が菌の遺伝子型を分析するなど、慎重に調査している。ユッケなど生肉料理について、厚生労働省は1998年に「生食用食肉の衛生基準」を局長通知で定めている。O111と同様に食中毒を起こす大腸菌O157が、牛の生レバーに付着して食中毒を起こす事例が相次ぎ発生したためだ。

 生食用食肉の専用設備を使い、衛生管理を徹底するなど、基準を満たした処理を行った肉だけが「生食用」として出荷できる。ところが、生食用としてどういう肉を客に出すかは、それぞれの焼き肉店まかせになっているのが実情のようだ。問題の焼き肉チェーンに納入した業者は、保健所に対して「出荷する肉は加熱用だ」と説明しているという。今回の事件で、生食用食肉の衛生基準が形骸化している現状が浮き彫りとなった。現行の衛生基準には、法的強制力がなく、ほとんど守られていない。厚労省も、業界に対して強い姿勢で基準順守を求めることを怠ってきた。

 厚労省は、今回の事件を受け、生食用食肉の基準を満たさない肉がユッケなどで提供されないように監視・指導を強めるとしている。生食用の衛生基準を食品衛生法に規定し、違反した場合の罰則も定める方針だ。結果の重大さを見れば、こうした規制強化は当然である。馬肉や鶏肉など生食されている他の肉でも、基準が守られているかどうか、不安に感じる人もいるだろう。安心して生肉料理を食べられるよう、総点検が必要だ。」

pen_red.gif 焼肉酒家えびすのホームページ

pen_red.gif ユッケって何だ?って人はここ

pen_red.gif さらに詳しく?
posted by すぐ落ちます at 23:12| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 病疫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月14日

口蹄疫

Foot-and-mouth_disease.jpg
テレビやラジオのニュースで毎日のように報道されている口蹄疫。これって鳥インフルエンザやBSEと同じく感染率の高い家畜の病気らしいね。でも具体的には何もわかっちゃいない。人体に害はないのか?とかも含めて調べてみたいね。読売と毎日の社説に出ていた。

読売社説「口蹄疫拡大 迅速で着実な防疫策がカギだ(6月13日付・読売社説)宮崎県で発生した家畜の伝染病、口蹄疫(こうていえき)が県内全域に広がりかねない情勢となっている。震源地の県東部から約50キロ離れた都城市などで新たな感染が確認された。県外に感染が拡大するかどうかの瀬戸際である。菅首相は現地入りし、被害畜産農家の支援に万全を期す方針を示した。国と県は改めて防疫体制を強化し、封じ込めに全力を挙げねばならない。

 これまで国と県は、口蹄疫が発生した農場の牛や豚を殺して埋める処分に加え、周辺地域の家畜の移動や搬出を制限する感染防止策を取ってきた。主要な発生地から半径10キロ圏内は、未感染の家畜にもワクチンを接種してウイルスの発生を抑え、処分する対策も進めている。しかし、これまでの多発地区から遠い地域に感染が飛び火した。発生から50日あまりが経過し、防疫措置に緩みはなかったか。今必要なのは、新たに感染が見つかった地域の被害を最小限に食い止めることだ。

 えびの市は、農場で感染が確認された直後に家畜を処分し、封じ込めに成功した。その教訓を生かし、都城市は国による遺伝子検査を待たず、家畜の症例を写真で報告して処分に踏み切った。今後もこうした迅速な対応が必要だ。感染が拡大した一因と見られるのは、埋める土地や人の手当てがつかず、処分に手間取っている牛や豚の存在だ。これらからウイルスがまき散らされた可能性がある。残されている3万頭の処分を急がねばならない。

 4日に施行された口蹄疫対策特別措置法では、農家の同意がなくても国が健康な家畜を殺処分できるようになった。予防的に家畜を処分して空白地帯を作り、感染を防ごうという狙いだ。農林水産省は、今回新たな感染が確認された地域では適用しない方針だが、感染が拡大するようであれば、こうした措置を取ることもやむを得ないだろう。

 拡大の原因解明も急務だ。畜産施設を行き来する人や車などが消毒地点をすり抜けたとの説や、土壌に付着したウイルスが風で運ばれた可能性などが指摘される。防疫専門家による現地調査を強化すべきではないか。都城市は全国屈指の畜産都市であり、隣接する鹿児島県も黒豚や黒牛で知られる。感染が広がれば日本の畜産業への打撃は計り知れず、国民の食生活にも影響が出よう。菅内閣は口蹄疫問題に最優先で取り組んでもらいたい。
(2010年6月13日01時14分 読売新聞)」

毎日社説「社説:口蹄疫拡大 国の危機管理の問題だ

 牛や豚に感染する口蹄疫(こうていえき)の拡大が止まらない。宮崎県都農町で感染が確認されてから50日余。一時は感染拡大が収まりつつあるかと思われたが、新たな地域で感染が疑われる家畜が見つかっている。都城市のように、これまでの感染地域から離れた場所でも疑い例が出た。家畜の移動・搬出制限にワクチン接種を組み合わせた封じ込め策をかいくぐっての「飛び火」だ。

 もはや、限られた地域の問題ではなく、国の危機管理の問題である。さらに感染が広がる可能性を念頭に置いて防疫策を再チェックし、徹底させる必要がある。地元農家への支援も欠かせない。感染が飛び火した原因を突き止めるのは難しい。口蹄疫のウイルスは極めて感染力が強い。感染家畜の排せつ物や体液などに含まれ、体外でも感染力を保つ。このため、排せつ物に接した人の靴や服、車などに付着して、知らないうちに遠くまで運ばれることがある。

 口蹄疫が発生した農家から半径10キロの移動制限区域では、未感染の家畜にワクチンを接種し、後に殺処分する方策をとってきた。感染拡大を防ぐ有効な手だてと考えられるが、接種した家畜は感染しても病状が出にくい。ワクチン接種に安心し、うっかり接触した人がウイルスを運んだり、消毒がおろそかになった恐れもある。

 感染が集中した県央部で家畜の殺処分が追いつかないことも感染拡大の誘因だったかもしれない。環境からウイルスをなくすため、すみやかに処分を進めなくてはならない。その際には、埋却地周辺の住民の不安に答える説明も欠かせない。

 感染経路として鳥や風を指摘する声さえあることを考えると、すべての地域で発生に備える必要がある。大事なのは家畜に疑われる症状が見つかった場合の迅速な処分と徹底した消毒だ。埋却場所の確保も考えておくことが大事だろう。

 公示を控えた参院選の影響も気にかかる。選挙戦で人々が移動すれば、感染拡大のリスクが高まる。地元宮崎県などでは、このままでは選挙などできないのではないかという声も出始めている。

 00年に宮崎県で92年ぶりに口蹄疫が発生した時には、一定期間で抑え込むことができた。ウイルスの感染力に違いがあったとしても、今回、初期対応に問題があったことは否めない。当初は、農家への補償が素早く示されなかったり、家畜の埋却地が見つからないなど、制度上の問題もあった。

 これだけ国際的に人や物が移動している現代では、感染症はいつ国内に侵入してもおかしくない。抜本的な対策の見直しも今後の課題だ。」

そもそも「口蹄疫」って何?

口蹄疫(こうていえき、学名 Aphtae epizooticae、英語: foot-and-mouth disease、通称FMD)は、家畜の伝染病のひとつ。偶蹄目(豚、牛、水牛、山羊、羊、鹿、猪、カモシカ、など蹄が二つに割れている動物)およびハリネズミ、ゾウなどが感染する口蹄疫ウイルスによる感染症。日本では家畜伝染病予防法において法定伝染病に指定されており、対象動物は家畜伝染病予防法により牛、めん羊、山羊、豚が指定されているほか(家畜伝染病予防法2条)、同施行令で水牛、しか、いのししが追加指定されている(家畜伝染病予防法施行令1条)。国際獣疫事務局(OIE)リスト疾病に指定されている。
pen_red.gif http://ja.wikipedia.org/wiki/口蹄疫

人への感染ウイルス学の立場から、口蹄疫ウイルスは濃厚接触がある場合、感染することがある。発熱やロ腔内水疱症等が主症状で輸液等で回復する。[11]。また科学的に実証される死亡例は報告されていない。ヒトからヒトへの感染例は確認されていない[12][11]。感染した家畜の肉を食べて感染する事は無い[10]。加熱処理をしていない生乳を飲んで感染したとする報告はあるが、生乳を飲むこと自体が稀であり、また仮に飲み、そして仮に感染したとしても症状がゆるいことから、公衆衛生の問題としては扱われていない。(Wiki)

posted by すぐ落ちます at 10:56| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 病疫 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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