2014年05月22日

南シナ海情勢 対立激化招く中国の独善行動

 貧国中国にベトナムの市民が怒り爆発。デモがエスカレートして暴徒化、死者までも出る騒ぎになった。中国は損害賠償を請求するらしいけど、自国内での騒ぎには目をつぶっちゃう国だよね。中国は本当に信用できない国だと思うね。台湾やフィリピンとも問題を抱えて今後どうするつもりなんだろうね。国内ではテロが連続して起きているし、そのうちクーデターとか起きるんじゃないの?

読売社説南シナ海情勢 対立激化招く中国の独善行動

 中国とベトナムの対立は、ベトナム国内の反中デモで死者が出る事態にまで発展した。一層の情勢悪化が懸念される。双方が領有権を主張する南シナ海・パラセル(西沙)諸島沖で、中国が一方的に石油掘削を始めたのが、対立の発端だ。現場海域では、両国艦船が衝突する事件が起きた。今もにらみ合いが続いている。

 中国の勝手な振る舞いに、歴史的に反中感情を持つベトナム人の怒りが爆発したのだろう。反中デモが多発し、デモ隊の一部は中国系企業を襲い、中国人2人が死亡した。中国系と間違われた日系企業にも被害が出た。デモに行き過ぎがあったのは確かだ。中国政府は、ベトナム側に、デモの被害を受けた企業や個人への賠償を求めている。

 ただ、2005年や12年に中国で起きた反日デモでは、中国当局は、「愛国無罪」を叫ぶ中国群衆の破壊行為や略奪の多くを黙認した。被害を受けた日系企業などへの賠償はほとんどなかった。一方で、中国政府は、ベトナムとの交流計画を一部停止するとも発表した。賠償要求と同様、反中デモを利用し、ベトナムを牽制(けんせい)する狙いがあるに違いない。

 ベトナム当局は、デモを黙認する姿勢から一転し、規制に乗り出した。ベトナムにとって中国は、最大の貿易相手国で、輸入の約3割を頼る。デモによる経済悪化を回避しようとしたとみられる。デモが沈静化しても、中国が、石油掘削をやめない限り、問題の解決はあるまい。そのような中国の独善的行動は、アジア太平洋地域の安定を損なうものであり、日本も米国も懸念を示している。

 中国は、フィリピンが領有権を主張するスプラトリー(南沙)諸島でも、一方的に暗礁を埋め立てて滑走路を建設しているとされる。極めて挑発的な動きだ。フィリピンと米国は先月、軍事協定に調印し、フィリピン国内での米軍再駐留への道を開いた。南シナ海とその上空を支配しようとする中国は、米国の反応をうかがいつつ、既成事実を積み重ねようとしているのではないか。

 東南アジア諸国連合(ASEAN)が結束し、今月の外相会議と、首脳会議後の議長声明で、南シナ海情勢について「深刻な懸念」を表明したことは注目される。東シナ海で中国の圧力に直面する日米両国は、アジアの海洋における航行の自由の維持を訴えている。懸念を共有するASEANとの連携を一層強めるべきだ。」
posted by すぐ落ちます at 22:09| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 中国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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