2015年03月04日

川崎中一殺人事件2

 川崎の中学生暴行殺人事件。容疑者が逮捕された。18歳の高校生だった。まあ時間の問題とは思ってたけどね。こういう事件が起こるたびに議論されてきたのが「少年法」だよな。今回も主犯格とされる少年は18歳。選挙権が現行の20歳から18歳に引き下げようっていう動きもある中で、犯罪についての責任追及も見直す必要があるんじゃないのかってとこだね。読売新聞を見てみよう。

読売社説「あまりに痛ましい。

 川崎市の中学1年生、上村遼太君(13)が多摩川の河川敷で、遺体で見つかった事件だ。神奈川県警は17〜18歳の少年3人を殺人容疑で逮捕した。容疑を否認していたリーダー格の18歳の少年は、殺害を認める供述を始めたという。

 この少年は以前、上村君に暴行を加え、その話を聞いた上村君の友人らから謝罪を求められたとされる。少年は「チクられて頭にきた」と話している。上村君を逆恨みしたとすれば、身勝手で短絡的な犯行と言うほかない。上村君の首には、刃物による複数の刺し傷があった。腕や足にもあざができていた。なぜ、これほど残忍な行為に及んだのか。県警はしっかりと解明してほしい。

 罪を犯した20歳未満の少年については、成人とは異なる手続きが少年法で定められている。

 刑事裁判で審理する重大事件では、懲役5〜10年といった不定期刑が言い渡されることが多い。更生の見込みがあれば、刑期の範囲内で早期の出所が可能になる。少年の実名や顔写真の報道は禁じられている。少年法の主眼が、少年の保護と更生にあるためだ。

 選挙権年齢について、20歳以上から18歳以上に引き下げる公職選挙法改正案が今国会に提出され、成立する見通しだ。上川法相は民法の成人年齢の18歳への引き下げも検討する意向を示している。事件後、与党幹部は「少年法の年齢も合わせるべきだとの議論も出るだろう」と発言している。少年による凶悪事件は後を絶たない。犯罪抑止の観点からも、少年法の在り方を議論する時期にきているのではないか。

 残念なのは、上村君が追い込まれていた状況を、周りの大人が察知できなかったことだ。冬休み明けから不登校になり、担任の教師が本人や家族との接触を試みたものの、悲劇を防げなかった。子供がトラブルに巻き込まれないようにするには、学校や家庭、警察などが情報交換を密にすることが欠かせない。今回のケースで、連携は十分だったのだろうか。

 捜査を通じ、上村君が無料通話アプリ「LINE」を使って、少年らと連絡を取っていた実態が浮かんだ。スマートフォンの普及で、子供同士のやり取りが周囲の目に触れにくくなった面がある。文部科学省は省内に事件の対策会議を発足させた。警察など関係機関も対応を検証し、再発防止につなげねばならない。」
posted by すぐ落ちます at 10:59| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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