2012年05月22日

ホテル火災

広島の福山市にある「ホテルプリンス」で火災が発生し7名の尊い生命が失われた。報道によれば老朽化したホテルで問題が多々みつかっているようだ。行政の管理問題も浮上している。

テレビで報道されてすぐ「ホテルプリンス」で検索したらホームページも存在した(今は消されたみたいだ)。表示されていた画像は、内装が派手というか赤い壁に床だった(ワイルドだろう?)。これはかつてラブホテルだったものを改装して、その後増築したものらしい。そのサイトに何度も表示されていた文字は、「激安」とか「価格破壊」という言葉。さらに「ホームページを見た」で300円割り引きます、とも書いてあった。安さを売りにというか、この業界そうとう厳しいんだろうなって伝わってきたね。

思い出したのは、まだ記憶に新しい、高速夜行バスの事故。共通点は、しれつな価格競争だよな。安全性を無視してまで安くしてほしくないもんだな。では毎日新聞の社説を読んでみようぜぇ。

毎日社説「ホテル火災 実効性ある行政指導を

 地元自治体と消防がホテルのずさんな防火管理を認識していながら、長年にわたって危険性をなくす手立てを講じなかったことが被害の拡大をもたらした。広島県福山市で7人が死亡したホテル火災は、その後の調査でそんな実態が明らかになってきた。行政指導を実効性あるものにしなければ惨事はなくならない。

 広島県警は21日、業務上過失致死傷容疑で経営者宅を捜索した。出火原因とともに、責任の所在を明らかにしてもらいたい。ホテルは60年代に完成した二つの建物をつなぎ合わせたものだ。避難訓練や消火訓練をした記録はなく、消火設備の点検結果も30年以上報告していない。客室の窓はベニヤ板でふさがれ、煙が充満したことが消火活動の妨げにもなった。ホテルは格安料金を売り物に客を集め、犠牲者の中には職業技術を学ぶため来日した中国人実習生もいた。業界の低料金競争は激しいが、不特定多数の人命を預かる以上、安全投資をおろそかにすることは許されない。

 一方、福山市と地元の消防組合も、そういう防火上の不備があることを以前から把握していた。完成時に適法な建物であれば、現行の建築基準法に反した状態でも、強制力のある指導ができないというのが市の説明だった。ところが火災後の内部調査で、ホテルが87年の査察までに建築確認を受けずに大規模改修していたことがわかった。職員がその時に気づき、違法建築と判断すれば、是正や使用禁止を命じ、罰金を科すこともできたのに、その後の査察でも違法性を見逃してきたのだ。

 消防組合は、03年を最後に査察を実施していなかった。それまでの査察で指摘した不備を改善したかどうかの確認もしていない。2年に1度の査察を定めた内規や、是正されるまで徹底した指導を求める消防庁の通知にも反した対応だった。

 44人が死亡した東京・歌舞伎町の雑居ビル火災(01年9月)を受けた消防法の改正で、事前通告なしに立ち入り検査し、その場で避難障害物の撤去命令を出せるようにした。関係機関との連携強化も図ったが、行政指導が形骸化していれば、法改正で権限を強めても意味がない。

 住宅火災による死者を減らす対策として、火災警報器の設置が新築だけでなく、すべての住宅に義務付けられた。既存の宿泊施設に対しても、新しい安全基準で指導できるよう建築基準法の見直しを検討すべきだ。かつて宿泊施設が防火基準を満たしたことを示す「適マーク」制度があった。利用者が安全性を判断してホテルを選べる情報提供も必要だ。合格施設の公表は、経営者の安全意識向上につながる。」
posted by すぐ落ちます at 07:25| 東京 曇り| Comment(1) | TrackBack(0) | 災害 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月17日

読まれない社説

たまたま見つけたブログに「読まれない社説」っていうタイトルの文章をみつけた。

イザで紹介されていたブログなんだけど、まずは読んでみてよ。

にゃめさんのページ「新聞の社説を常日頃読んでいる人間はどのくらいいるのであろうか。何十年と新聞を毎日読んでいるが、社説欄にまじまじと目を通すなんていうことはまずなかった。何気なく目が触れたというくらいなものである。
 
新聞の社説と言えば、その新聞のエッセンスであり、ハイクオリティそのものであるのにどうにも馴染めない。どうしてなのか。大手新聞社であれば、社説を論議し、執筆する論説委員等の関係者は沢山おり、そのコストだけでも膨大になろう。そして金と時間をかけて社説は出来上がるものの、新聞の購読者で社説を必読するという人間はどのくらいいるのか是非とも知りたい。身の回りをみても社説が話題になることは皆無と言ってよく、逆に言えば、なくとも痛痒を感じない。社説なんて盲腸みたいなものであって、なくともよいと言う人間すらいよう。

 このことは新聞社自体分っているものと思われるが、それでもあえて床の間に飾るのはどういうことなのだろう。論説委員は新聞記者としては一丁上がりというか、窓際族なのでないのか。功成り名を遂げた人間の行き止まりかとも思える。どうも論説委員という者は、現役のぱりぱりというものでなく、定年直前の者が座る場所のように思える。現役の油の乗った編集委員とこの論説委員を交代させてみたらどうだろうか。
 
どこの職場にも世代間で意見の違いはある。若手の主張が社説に反映してもよい。社説が読まれないのは「大人(老人?)」の判断でまとめられているからである。いつも大所高所から下界を眺めているかのような社説が多いが、「オヤジの小言」を聞いているようなものである。ともあれ新聞は、なぜ社説が読まれないのかを真摯に考えたらよい。」

そのまんまコピペしました。で内容を読んでみるといつも社説をネタにしているおいらとしては気になっちゃうわけだよな。たしかにこれも一理あるかもな。窓際族が書いているなんてとこは思いたくもないけど、まあ書いているのはベテランの方だろうというのは容易に想像できるわけで。

前になんかで読んだことあるんだけどさ。社説の記事は新聞各紙の元ネタがあるんだってよ。社説担当者がそれを元に記事に意見を加えて書いているみたいなね。だから社説で言っていることは大同小異ってことらしいんだよね。常識的で平均的な意見が書いてあるのかもね。読まれているか読まれていないかってあたりのデータはないんだけど、確かに若い世代には読まれているとは思えない。おいらが社説を読み出したのは大学受験のために、国語力と語学力と社会的キーワードを身につけるためだった。このおかげもあって、テレビやラジオのニュースで聞く言葉はほとんど理解できた。最後の一説の「オヤジの小言」ってとこは若干笑えたね。

おいらは社説読むことに慣れきってるっていうか、疑問を持たずに読んできたから、このブログ記事は参考になりました。ある意味、鵜呑みばっかりってのも問題あるからね。というわけで、そんな社説の話でした。
posted by すぐ落ちます at 17:54| 東京 晴れ| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月16日

教師のうつ病

ゴールデンウィークも終わって、天候もおだやかでさ。ボーッとしちゃうことも多い時期かもしれないな。5月病ってやつだな。落語家の林家木久翁(はやしやきくおう)さんに、「5月病っていつになれば治るかねえ?」って聞いたら、「そうだねえ、6月になれば治るんじゃない?」っていうネタもあるね。さて、学校や会社じゃそれを超えちゃって鬱(うつ)になっちまっう人も多いらしい。とくに教師が多いって話だね。読売新聞を見てみよう。

読売社説「教師と心の病 業務負担の再点検で予防図れ

 心の病を抱える教師が増加傾向にある。適応障害やうつ病といった精神疾患で休職した公立学校の教師は、この10年間で倍増し、2010年度は在職者の0・6%にあたる5407人にのぼった。職場でのうつ病などの増加は社会問題化しているが、教師の場合、一般患者数の伸び率をはるかに上回るペースだ。文部科学省が「深刻な状況にあり、子供たちにも影響が出る」と懸念するのは当然である。

 こうした教師の約半数は、異動で勤務先が変わってから2年未満に休職しているという。4月から新たな学校に赴任した教師も多かろう。校長など管理職は、十分に目配りをする必要がある。同僚と雑談を交わす機会が乏しく、孤立しがちな人が精神疾患に陥りやすい、との指摘もある。そんな観点から職場環境を見直してみることも大切ではないか。精神疾患の休職者は40〜50歳代に多い。学校で指導的立場となる年代である。

 最近は、副校長や教頭になっても、自ら希望して一般の教師などに降格するケースが目立つ。保護者からの苦情に耳を傾け、若手教師の育成にも当たらなければならないなど、業務が集中しがちなことも一因なのだろう。仕事の重圧が精神疾患につながっていないか、学校組織の中で仕事の分担を点検し、改善を図っていくことが肝要である。

 対策に乗り出した教育委員会もある。例えば都教委では、定期健康診断時に全教師を対象にしたメンタルヘルスに関する調査を実施している。精神面で問題があれば早期に見いだし、適切な治療につなげるためだ。ただ、こうした調査を行っているのは都道府県と政令市の15%、市区町村では4%にすぎない。

 文科省は現在、有識者会議で教師の精神疾患の予防策作りを進めている。効果の出ている取り組み事例を集め、教委や学校が情報を共有できるようにしてほしい。心配なのが、東日本大震災の被災地である。教師たちの多くはこの1年余り、自らも被災しながら、避難所の運営から放課後の子供たちの学習支援まで、力を尽くしてきた。精神的な疲労もたまっていることだろう。宮城県教委の調査では、教職員の2割が体調不良を訴え、津波の被害が大きかった沿岸部では3割がストレスを強く感じていた。カウンセラーの配置など、国の継続的な支援が求められる。」

おいらが学生だった頃、新任の先生が5月の連休すぎたら学校に来なくなっちゃったんだよ。でもって転校されました、なんてこともあった。なんだかなあっていまだに謎なんだけどさ。きっとそれに近いことなんだろうね。痴漢みたいな犯罪行為でってことなら問題外なんだけどな。別に学校に限ったことじゃないと思うよな。会社だって同じだろ?でもまあ子供達に直接影響出るからな。悩みなんてもんはつきもんなんだよ。脆弱(ぜいじゃく)になってきたんだろうね。まあ責めはしないけどおいらはそう思うね。おっさんらもそう思うだろ?
posted by すぐ落ちます at 17:17| 東京 曇り| Comment(0) | TrackBack(0) | 教育 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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